Let's Note CF-T4 HDD換装メモ
Let's Note CF-T4のHDDを換装。記録用に写真を撮ったので整理しておく。言うまでもないが、保証は受けられなくなる。改造は自己責任で。
1.交換用HDD選び
情報(http://www.measystem.jp/mobile/archive/2006/09/10/2225.aspx)によれば、最近のノートパソコンに使われている2.5インチHDDは3.3Vの特殊仕様のものが多く、市販されている2.5インチHDDを使用する場合、41番ピンと44番ピンを折らなければ問題が生じるらしい。店頭で手に入るCF-T4のHDD容量は40GBで、東芝製、型番はMK4025GASL。最後のLが3.3V仕様を示している。
私が所有するCF-T4はマイレッツ倶楽部限定モデルで、購入当初からHDDは80GB。BIOS画面で見ると、東芝製で型番はMK8025GAS。最後にLがないので5V仕様のようだ。調べてみると、9.5mm厚、5V仕様で4200回転モデルと分かる(http://www3.toshiba.co.jp/storage/japanese/spec/hdd/mk8025sj.htm)。スペックシートによれば「ローパワーアイドル時 0.7W」。そこで、出来るだけ容量が大きく、5400回転のものから交換用のHDDを選択。HTS541616J9AT00 (160G 9.5mm)に決定。送料込みで¥13,670。スペックシートによれば、アイドル時の消費電力は0.8wのようだ(http://www.hgst.com/portal/site/jp/menuitem.2e33da50940d86d399558fe7eac4f0a0/の概略仕様PDF)。問題は通常使用時、特にバッテリー駆動時だが、MK8025GASに関する詳細な情報がないので、こればかりは仕方がない。
41番ピンと44番ピンは残すつもりだが、動作しなかった場合のことを考え、ホビー用のニッパも購入。HDDのデータはバックアップを取っておく。
2.分解作業準備
まず、バッテリーを外して裏面をスキャナで読み取り、プリントアウトしておく。
プリントアウトしたら、その紙に写っているネジ穴に番号を書いておく(全部で19ある)。
次に、ネジを入れておくものを用意する。今回は作ったが、ルアーケースやジュエリーケースなど、何でも良い。

キーボードがある表側にも必要なので作っておく。

3.分解作業(裏面)
分解は裏面から行う。まず、ネジを全て外す。次に、バッテリーが入る部分にある、キーボードを留めている左右の金具を取り外す。マイナスドライバーを差し込み、手前に引けば外れる。強く持ち上げると曲がってしまうので注意する。


さらに、側面カバーを外す。隙間からマイナスドライバーを差し込み、手前に引くと外れる。

4.分解作業(表面)
キーボードの上部を持ち、キーボードを液晶画面側へ慎重に引き抜く。フィルム状のフレキシブルケーブルで本体と繋がっているので、必要以上に引っ張らないこと。


キーボードから伸びているフレキシブルケーブルを取り外す。本体側のケーブルを留めている部品の凹みにマイナスドライバーを差し入れ回し、ケーブルを外せるようにする。


さらに、その奥にあるケーブルも取り外す。これも、マイナスドライバーを使って慎重に行う。


これで内部へアクセスできる。ここで写真を撮り、裏面と同様に印刷してネジ穴に番号を振っておく。済んだら全てのネジを外す(5つある)。本体右側のカバーが掛かっていた部分にもネジがある(これを含めるとネジは6つ)が、外さなくても作業は可能。
左手前の電源スイッチと無線LANスイッチは、ケースを外す時に外れやすいので注意すること。

本体右側面奥のLANケーブル、モデムケーブル差し込み口の周りはゴムになっていて、ケースに貼り付いてしまっていたので、マイナスドライバーの先端ではがす必要があった。

HDDはそのまま外すことが出来る。フィルムケースに入っているが、HDDとフィルムケースはテープで留めてあるだけである(★印の部分)。

新旧HDDの画像を載せておく。左が旧HDD、右が新HDD。

HDDを交換したら、元通りにする。本体とキーボードの間にある放熱版を忘れないようにすること。

5.動作確認
ネジ止めする前に、動作を確認しておく。バッテリーを取り付け、電源を入れる。ロゴが出たところでF2キーを押し、BIOS画面へ。HDDを認識していることを確認して終了。
私の場合、HDDを取り外した状態で他の機器で旧HDDの中身をそのまま新HDDに移してあるので、そのまま再起動させる。Windowsが起動したら、バッテリーメーターを確認。液晶の照度を少し上げているため、残容量95%で残り時間は7~9時間程度。そのまま動画関係のソフトウェアを動作させ、負荷をかけてみるが異常なし。この記事を書く間、バッテリーだけで動作させているが、今のところ異常なし。どうやら、ホビー用のニッパは余計な買い物だったようだ。
1.交換用HDD選び
情報(http://www.measystem.jp/mobile/archive/2006/09/10/2225.aspx)によれば、最近のノートパソコンに使われている2.5インチHDDは3.3Vの特殊仕様のものが多く、市販されている2.5インチHDDを使用する場合、41番ピンと44番ピンを折らなければ問題が生じるらしい。店頭で手に入るCF-T4のHDD容量は40GBで、東芝製、型番はMK4025GASL。最後のLが3.3V仕様を示している。
私が所有するCF-T4はマイレッツ倶楽部限定モデルで、購入当初からHDDは80GB。BIOS画面で見ると、東芝製で型番はMK8025GAS。最後にLがないので5V仕様のようだ。調べてみると、9.5mm厚、5V仕様で4200回転モデルと分かる(http://www3.toshiba.co.jp/storage/japanese/spec/hdd/mk8025sj.htm)。スペックシートによれば「ローパワーアイドル時 0.7W」。そこで、出来るだけ容量が大きく、5400回転のものから交換用のHDDを選択。HTS541616J9AT00 (160G 9.5mm)に決定。送料込みで¥13,670。スペックシートによれば、アイドル時の消費電力は0.8wのようだ(http://www.hgst.com/portal/site/jp/menuitem.2e33da50940d86d399558fe7eac4f0a0/の概略仕様PDF)。問題は通常使用時、特にバッテリー駆動時だが、MK8025GASに関する詳細な情報がないので、こればかりは仕方がない。
41番ピンと44番ピンは残すつもりだが、動作しなかった場合のことを考え、ホビー用のニッパも購入。HDDのデータはバックアップを取っておく。
2.分解作業準備
まず、バッテリーを外して裏面をスキャナで読み取り、プリントアウトしておく。

プリントアウトしたら、その紙に写っているネジ穴に番号を書いておく(全部で19ある)。
次に、ネジを入れておくものを用意する。今回は作ったが、ルアーケースやジュエリーケースなど、何でも良い。

キーボードがある表側にも必要なので作っておく。

3.分解作業(裏面)
分解は裏面から行う。まず、ネジを全て外す。次に、バッテリーが入る部分にある、キーボードを留めている左右の金具を取り外す。マイナスドライバーを差し込み、手前に引けば外れる。強く持ち上げると曲がってしまうので注意する。


さらに、側面カバーを外す。隙間からマイナスドライバーを差し込み、手前に引くと外れる。

4.分解作業(表面)
キーボードの上部を持ち、キーボードを液晶画面側へ慎重に引き抜く。フィルム状のフレキシブルケーブルで本体と繋がっているので、必要以上に引っ張らないこと。


キーボードから伸びているフレキシブルケーブルを取り外す。本体側のケーブルを留めている部品の凹みにマイナスドライバーを差し入れ回し、ケーブルを外せるようにする。


さらに、その奥にあるケーブルも取り外す。これも、マイナスドライバーを使って慎重に行う。


これで内部へアクセスできる。ここで写真を撮り、裏面と同様に印刷してネジ穴に番号を振っておく。済んだら全てのネジを外す(5つある)。本体右側のカバーが掛かっていた部分にもネジがある(これを含めるとネジは6つ)が、外さなくても作業は可能。
左手前の電源スイッチと無線LANスイッチは、ケースを外す時に外れやすいので注意すること。

本体右側面奥のLANケーブル、モデムケーブル差し込み口の周りはゴムになっていて、ケースに貼り付いてしまっていたので、マイナスドライバーの先端ではがす必要があった。

HDDはそのまま外すことが出来る。フィルムケースに入っているが、HDDとフィルムケースはテープで留めてあるだけである(★印の部分)。

新旧HDDの画像を載せておく。左が旧HDD、右が新HDD。

HDDを交換したら、元通りにする。本体とキーボードの間にある放熱版を忘れないようにすること。

5.動作確認
ネジ止めする前に、動作を確認しておく。バッテリーを取り付け、電源を入れる。ロゴが出たところでF2キーを押し、BIOS画面へ。HDDを認識していることを確認して終了。
私の場合、HDDを取り外した状態で他の機器で旧HDDの中身をそのまま新HDDに移してあるので、そのまま再起動させる。Windowsが起動したら、バッテリーメーターを確認。液晶の照度を少し上げているため、残容量95%で残り時間は7~9時間程度。そのまま動画関係のソフトウェアを動作させ、負荷をかけてみるが異常なし。この記事を書く間、バッテリーだけで動作させているが、今のところ異常なし。どうやら、ホビー用のニッパは余計な買い物だったようだ。